毎年年度初めに高砂市内単位子ども会会長さんに集まっていただく指導者育成者研修会ですが、今年は4/20に市役所南庁舎５階大会議室で開催しました。


今年も子ども会会長さんの負担軽減を考え1時間だけの研修会としました。
市子連三役の紹介から始まり会長のあいさつの後、来賓の都倉市長、玉野教育長からあいさつをいただきました。

都倉市長からは今年策定した高砂市教育振興基本計画の話をされ、その中で子ども達の「非認知能力」の伸ばしていきたい、と話がありました。毎年高砂市子連で実施しているリーダー育成研修会はまさに子ども達の「非認知能力」を伸ばすことの出来るプログラムです。市の目指す方向と市子連活動の方向性が一致していることが確認でき、活動に対する自信をもらいました！


玉野教育長からは実際に来賓として参加した行事の感想などを交えながら市子連活動のPRをしていただくとともに、各地域の子ども会活動への期待を語っていただきました。

次に、昨年度の市子連活動の紹介を行いました。

毎年大人気の昆虫調査隊では子どもたちの楽しそうな様子が映し出され、会場となっている市ノ池公園にはトンボやチョウといった昆虫の他に絶滅危惧種も発見されていること、昆虫に詳しい理事が生体など丁寧に説明していること、テントに設置した蚊帳の中で小さなお子様でも近くで観察できるようにしていることなどを紹介しました。


昆虫調査隊に参加した小学４年生のジュニアリーダーから感想を伝えてもらいました。


リーダー育成研修会については玉野市長があいさつの中で触れられていましたが、リーダー研修に参加した高校１年生のユースリーダーから感想を聞きました。


高砂キッズプレゼン大会については、実際に参加した小学５年生のジュニアリーダーに感想を聞きました。なんと、この子は次回もプレゼン大会に参加すると宣言しました！


３人ともリーダー育成研修会ではモジモジしてほぼ発表出来なかった子たちなのに、なんと立派な発表をしてくれました！
役員一同感動しました！！
みんなちゃんと成長している！！！涙

活動紹介の締めくくりとして、ユースリーダから市子連活動の感想を聞きました。

「初めて参加した時は緊張したけど役員やユースリーダーの人たちに温かく迎え入れられて初日から楽しい思い出が出来た！
どれもこれも学校では出来ない経験ばかりでホントに活動に参加して良かった。」


「小学生の頃はお母さんと一緒でないと何も出来なかったんだけど、周りの子たちが楽しんでいる姿を見て、ずっとお母さんに甘えていたらいけないと思った。
リーダー研修では何回も自分の思いを発表する場があって、徐々に慣れていった。人前で発表することの苦手意識は減ってきている。」

２人とも広い会場で多数の知らない大人の前に立ち、それぞれが市子連活動の中で感じたことを伝えてくれました。２人にとってはこれまでのリーダー研修での発表とは違う一段上の経験を積むことが出来ました！

その後、事務局さんから子ども会安全共済会の概要と申込みについてお知らせし、指導者育成研修会のプログラムは終了しました。

高砂市子連の特徴は、小学生だけで終わるのではなく、中学生以降もユースリーダーとして活動に参加し、小学生の育成効果を高めるとともにユースリーダー自身にとっても非認知能力を養うことのできる場となっていることです。

今年も新緑のきれいな市ノ池公園で昆虫調査隊第１回を開催しました。


当日はあいにくの曇天でしたが芝生広場の特設テントにて、約40家族を受入れました。
開会式では会長から募集業務の不手際についてお詫びし、参加家族数が増えたことを伝えました。


9：30からスケジュールや虫網の使い方、注意事項の説明を行いました。


話は手短に済ませ、早速昆虫調査に向かいます。


みんな思い思いの場所で昆虫探しに熱中！


どこにいるのかなぁ。


親子で協力します！


つかまえた！


10:50にはテントに戻って、図鑑を見たり、周りに聞いたりして捕まえた虫の分類を行います。


小さな子どもを中心に蚊帳の中に入って昆虫を観察します。


展示が終わったところで、昆虫について解説します。


質問タイムには荒井のトンボ博士のトンボの育て方について話を聞きます！


今年初めての昆虫調査隊、曇天の中にもかかわらず想像以上の成果を上げ、子ども達のきらきらの笑顔と親子で協力する姿が印象的でした！